あらすじ

母の四十九日の夜、ピアノ調律師・高村奏、三十四歳は遺品の中に見知らぬ図書館の貸出カードを見つける。名前の欄には自分の名前、貸出日は三十年前。渡されたのは母が三十年間借りたままだった『世界の子守唄集』。余白には厳しかった母が書き溜めた手書きの旋律が埋め尽くされていた。十六歳の冬、奏はコンクール三日前に家を出て、母とピアノの話をする方法を失くしたまま母は逝った——終章図書館シリーズ完結編。

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小説を読もう2026/07/12
  • 現在の作品未返却の子守唄