あらすじ
「母はいつも言っていた。この世界のどこかには、清らかな心を持つ者を見守る“白き鹿”がいる、と――」
アリアンは、その寝る前に聞かされた物語が現実になるなんて、一度も信じたことはなかった。
しかし、学校の裏に広がる森の奥で、一万年もの時を生きる謎の大樹を見つけた日、彼の運命は大きく動き始める。
その大樹の先に待っていたのは、古代王国、強大な魔法、伝説の生き物、そして数千年もの間、闇に葬られてきた恐るべき秘密が眠る、忘れられた世界だった。
だが、すべての伝説がただの物語ではない。
生き続けている伝説もある。
そして、その伝説を目覚めさせる者を、ずっと待ち続けているのだ。