あらすじ

神戸・北野異人館街には、死者へ手紙を届けてくれる洋館がある。その館で待つのは、燕尾服姿の麗しい青年・リヒト。「冥府の配達人」を名乗る彼は、訪れた客にこう尋ねる。 「死者に手紙を送ることができるなら、お客様はどんな言葉を綴りますか」 そんな洋館に、認知症になった祖母に会いに行くことを先延ばしにし、最期まで「ありがとう」を伝えられなかったOL・汐里が訪れる。人生には、二度と伝えられない想いがある。それでも亡き祖母を想い、一通の手紙を書くことで、汐里は少しだけ前を向くことができるようになる――。 神戸・北野異人館街を舞台に、色とりどりのインク瓶やガラスペン、紅茶やスイーツが彩る洋館で、伝えられなかった想いを手紙に託す人と、それを死者へ届ける冥府の配達人・リヒトの物語です。

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小説を読もう2026/07/12
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