あらすじ

近未来。 巨大怪獣災害に備える湾岸メガシティで、災害復旧専門校の少年・真壁アキトは、避難訓練中に奇妙な表示を目撃する。 《避難完了》だったはずの人々が、《帰還中》へ戻っていく。 空には黒い冠が開き、避難バスは災害の中心へ引き返す。 街へ現れたのは、未確認巨災体K-0。 黒灰の鱗、胸を走る白い裂光、欠けた角を持つ巨大な怪獣だった。 人類はK-0を、新たな災害として記録する。 だが、災害ログ解析官見習いの望月ユナだけは気づく。 K-0は、人のいる場所を踏まない。 敵を倒すより先に、避難路を開いている。 K-0の正体は、真壁アキト。 怪獣になるたび、人間の姿へ戻れる保証はない。 それでも足元に誰かがいる限り、彼は巨大な身体で街へ立つ。 これは、災害と呼ばれた少年が、怪獣の姿のまま人として帰るまでの物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/07/12
  • 現在の作品灰暁の巨災獣アルヴァルド