あらすじ
~生贄に捧げられた少女を待っていたのは、白狼神による甘々な溺愛生活でした~
和風伝奇×神と生贄×百合
村の因習により、霊峰の『あやかしの神』へ生贄として捧げられた少女、小夜。
極寒の雪山で死を覚悟していた彼女の前に現れたのは、巨大で美しい白銀の狼神だった。
喰われる――そう思った瞬間、神は小夜を優しく舐め上げ、こう告げる。
『……哀れよのぅ。そなたもまた、人の業に縛られりんしたか』
神域にある遊郭のような御殿へ連れ去られた小夜を待っていたのは、人の姿をとった絶世の美女神による甘く過保護な溺愛しあう生活だった。
孤独だった小夜は、神様へと心を寄せていく。
しかし、神の身体は人々の『穢れ』を引き受け続け、限界を迎えていた。
そこへ、『神を祓い、新しい贄を神へと据える』ために武装した村人たちが現れて……?
「夕霧様を……返せぇぇぇ!!」
愛する神と共にあるため、少女は覚醒する。
純白の白無垢を返り血で『紅無垢』に染め上げ、理不尽を斬り伏せる!
『わっちの愛し子に……これ以上! 指一本、触れさせると思うたかえ!!』
雪と血と、甘い蜜の香りに満ちた、二人の旅立ちの物語。
※本作は『カクヨム』にも投稿/掲載しています。
※本作は、単独の短編小説(全4話)として完結します。将来、長編化を行う場合があります。