あらすじ
ある朝、お尻から「カチ。」と音がした。
褌をめくると、黄色いヘルメットを被った妖精三百匹が、ニシンの香りを採掘していた。
後悔は鉱物。
涙は骨盤で結晶化。
千年我慢すると精霊王になる。
そしてある日、井戸から現れたのは――糊と番傘の骨だけで崩壊を支え続ける、巨大な精霊王。
これは「うんこ」の話ではない。
人間が飲み込んできた、
言えなかった「ごめん」と、
泣けなかった夕方と、
笑って誤魔化した人生の話だ。
たぶん今年一番、意味が分からなくて、
最後だけ少し胸が苦しくなる超絶不条理ファンタジー。
頭を空っぽにして読んでください。
空っぽにした頭に、後悔が住み着きます。