あらすじ
クラインは13歳になる年度を迎え、皆と一緒に『天職』を授与された。戦闘職である『剣士』に憧れていたクラインだったが、クラインが得た天職は――それまで聴いたこともない『測量士(サーベイヤー)』。それは取得可能スキルに戦闘スキルが全くない、非戦闘職――実用職だった。
失望したのはクライン自身だけでなく、武門として名高い家の名誉を重んじる父、クロード・クロスフォードもだった。既に後妻を入れ、腹違いの兄アロガンもクラインをイジメる家庭生活で、クラインは家に居場所がなかった。
しかしそれはこの『測量士』という天職で決定的なものとなる。「15歳になったら家を出て、その後はクロスフォードを名乗るな」と絶縁宣言されるクライン。
失望するクラインだが、自分のステイタスを見るとふと『スキル測量』という謎のスキルがあることに気付く。そのスキルの秘密を知り、クラインは自身の可能性に希望を持つ。
そして森の中で出会った神々しい程の美女エルフ――フォーミュラとのやりとりで、クラインは『測量』それ自体を戦闘に活かす方法を見出していく。
こうしてクラインは非戦闘職『測量士』ながら、憧れだった母親の職――『剣聖』を目指す道を歩んでいくのだった。