あらすじ
「菌が、喋ってる……?」
トラックに轢かれて異世界へ。目覚めた少年タイガの首には、なぜか金色に光るペンダント。その中にいたのは、酵母の精霊・セレビア。しかも彼女の声が聞こえるのは、タイガだけ。
つまり——傍から見れば、首飾りに真剣な顔で話しかける、ただの変な少年である。
元・食品微生物学の研究員という前世の知識と、菌を操る【錬菌術】を武器に、タイガは村の困りごとを解決していく。水を浄め、土を甦らせ、パンをふわふわに。地味だけど、確かに人を救うその力は、やがて王都の目に留まり……。
菌は友達。ときどき、ちょっと生意気。
見えない相棒たちと送る、ほのぼの異世界スローライフ、開幕!