あらすじ
夏休みを前に、直人たちを待っていたのは臨海学校だった。
海。水着。クラスメイトたちとの旅行。
かつて教室の隅で目立たないように過ごしていた直人にとって、それは少し前までなら考えられなかったような夏だった。
慎太郎や彩香たちとバスに乗り、海へ向かう直人。
そこで出会ったのは、慎太郎の知り合いだという隣のクラスの少女、結城雫。
そして海に到着した直人は、何の疑問もなくスポーツ用品店で買った競泳水着に着替え――。
「おっしゃー! 泳ぐぞー!」
なぜか固まる男子たち。
面白がる彩香。
そして、直人をまともに見ることができない慎太郎。
女の子になったからといって、人間の気持ちはそんな簡単には変わらない。
夏の海を舞台に、直人と慎太郎、そして彼らを取り巻く少女たちの新しい物語が始まる。
これは、元イジメられっ子の少年が“オタサーの姫”になった、その後の物語。