あらすじ
この国は人間と獣人が共に寄り添い生きる国、種族を超えた愛が溢れる国。その国に一人の獣人が生を受けた。彼は今、亡霊となりこの地を彷徨っている。
私には前世の記憶が少しだけある。それは15歳の時に病で亡くなった事と前世の名前くらいだった。それから11歳の春に夢を見た。前世の私が眠っている墓の夢を。そこに私の前世の"つがい"が亡霊となって彷徨っていた。愛してると伝えたら消えるとそう言われ、一緒に過ごすことになった。だけど彼は1週間経っても1ヶ月経っても消えることはなかった。
そして15歳のある日、とうとう私の今世の"つがい"が現れた。