あらすじ
佐倉花音。
戦う術を独学で学び、己の力だけを信じて鍛え続けた少年は、ある日、銃弾によって命を落とした。
しかし、彼の物語はそこで終わらなかった。
目を覚ました彼は、異世界でカノン・ユースフィアナとして新たな生を受ける。
そこは、かつて神々が国を治めていた世界。
剣神アマテラス、水神ネプチューン、炎神イフリート、雷神インドラ、巨神タイタン、氷神シヴァ。
六柱の神々は、母なる魔神ティアマトより生まれ、それぞれの国を守護していた。
しかし、魔神ティアマトの怒りによって始まった戦争は、世界を大きく変える。
神々が力を合わせてもなお届かない圧倒的な力。
その戦いの果て、剣神アマテラスは世界を救うために魔神を討ち、そして人の未来を信じて姿を消した。
時は流れ――。
カノン・ユースフィアナは、常識を遥かに超えた魔力量と剣技を持つ少年として成長していた。
しかし彼には、誰にも知られていないもう一つの顔がある。
黒きドレスを纏う少女『アーサー』。
正体を隠したカノンは、円卓の名を持つ仲間たちと共に、暗躍する組織――アサシン教団を率いていた。
そんな彼らの前に立ちはだかるのは、十二勇士の名を冠する騎士団。
英雄の名を掲げ、世界に名を知られる騎士団。
しかし、その裏では魔神ティアマトの復活を目論む計画が進められていた。
魔神復活を阻止するため動くアサシン教団。
かつて世界を揺るがした神々の因縁。
失われた剣神の真実。
そして、魔神の血に秘められた力。
これは、神の時代が終わった世界で。
一人の少年が仲間たちと共に、偽りの正義を打ち砕き、新たな神話を紡ぐ物語。