あらすじ
科学捜査研究所のエースとして、寝食を忘れて仕事に没頭していた私。両親からは結婚や孫の顔を諦められつつも、真実を追究する充実した日々を送っていた。しかし、ある凶悪事件の現場で爆発に巻き込まれ、あえなく命を落としてしまう。
次に目を覚ますと、そこは人間と様々な異種族が共存し、時には敵対する騒然とした異世界だった。
透き通るような銀髪と、左右で異なる光を宿す『オッドアイ』を持つ美少女へと転生した私には、ある特別な力が備わっていた。
それは、視界に入る対象の成分や不可視のエネルギーを、まるで最新鋭の分析機器を通したかのように数値化して見抜くチート級の『鑑定眼』。
神か、厄災か――。
無数の異能存在が実在するこの世界で、ある日私は「奇跡の水を配るカミサマ」に遭遇する。しかし、前世で培った法医学の知識とオッドアイの鑑定眼は、それが人々の命を喰らう邪神の偽装であることを完璧に見抜いていた。
「どんなに精巧な偽装も、私の目の前では無意味よ」
論理と証拠で偽神の嘘を暴き、事態を解決に導いた私は、日本最大の鑑定組織『神格鑑定局』から特例でスカウトを受けることになる。
前世の科学知識と、すべてを見極めるオッドアイ。二つの武器を手に、天才美少女鑑定士が異世界にはびこる数々の偽装を無に帰す!