あらすじ
深夜零時のコンビニには、今日も誰かがやって来る。
終電を逃した会社員。
家に帰れなくなった少女。
夜勤の合間に立ち寄った看護師。
夢を諦めかけた売れない芸人。
亡き妻への手紙を抱えた老人。
駅前通りから少し外れた、どこにでもある小さなコンビニ。
そこに立つ店員・佐伯灯は、特別なことは何もしない。
「温めますか」
「袋はお付けしますか」
「お気をつけて」
ただ、いつも通りの言葉をかけるだけ。
けれど、その短い会話が、誰かの夜をほんの少しだけ軽くすることがある。
これは、眠れない街の片隅で起きる、小さな救いの物語。
深夜零時のコンビニを訪れる人々の、人生の一場面を描いたヒューマンドラマ。