あらすじ

王立学院の舞踏会で、第二王子アルベルトから婚約破棄を告げられた侯爵令嬢リディア。 新たな寵愛を受ける伯爵令嬢セシリアを虐げた罪を着せられ、誰にも信じてもらえないまま、亡き母の形見まで幼馴染のカイルに踏み砕かれてしまう。 すべてを失った夜、リディアの前に現れたのは、顔を隠した謎の男だった。 彼は何も語らず、壊された髪飾りや教科書を、不格好ながらも一つずつ直してくれる。 リディアはいつしか、夜だけ現れる彼を“妖精さん”と呼び、心を寄せていく。 けれど、その正体は――昼間、セシリアの側に立ち、リディアを傷つけ続ける幼馴染カイルだった。 彼はなぜ、正気のまま彼女を虐げるのか。 学院中を狂わせる“魅了”の正体とは。 そして、守るために傷つけたという理由で、罪は許されるのか。 壊した人と、直した人は同じだった。 これは、許していない相手を、それでも愛してしまった侯爵令嬢が、自分の感情も人生も誰にも決めさせないために戦う物語。

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カクヨム
カクヨム2026/07/11
  • 現在の作品許していない幼馴染と結婚します――私を壊した彼に、生涯そばで償わせるために