あらすじ
舞台は、最先端のホログラムネオンが輝く近未来の地方都市。その裏で暗躍する怨霊や「大妖(たいよう)」に対抗するため、伝統的な神職一族はハイテク化を余儀なくされている。
主人公の実家である『氷雨(ひさめ)神社』をはじめ、各地の神社には量子ルーターを用いた「防霊セキュリティ結界」が張られ、神職たちは「防霊スーツ」や「霊的波形ハッキングデバイス」を駆使して戦う。しかし、天候の力を宿す特別な神職の血筋が、世界を崩壊させようとする大妖に狙われていくことになる。
【登場人物】
水藻 翠雨(みなも すいう) / 14歳(主人公)
設定: 氷雨神社の次男。冷徹な合理主義者で敬語毒舌の天才ハッカー。霊力は平均以下だが、身内を見捨てた大人たちへの怒りで隠された霊力が覚醒。趣味で改造していた移動式電脳基地「ステルス・キャンピングカー」を駆る。
夜月(よづき) / 神使(バディ)
設定: 氷雨神社の神使。普段は手乗りサイズの白い子犬で、大食いかつ生意気。
翠雨の霊力を受けストリート系の青年に変貌。
日坂 夏月(ひさか かづき) / 15歳
設定: 『陽照(ひでり)神社』の長男。身の丈ほどもある大剣を操る熱血漢。大妖の襲撃で父が重傷、双子の弟・秋月を攫われ、絶望と責任感で暴走していた。
楠木 柑菜(くすのき かんな) / 15歳
設定: 『雲流(うんりゅう)神社』の次女。おませでおしゃべりな霊弓使い。大妖に姉・桜華を攫われ、霧の中で見失った自分を激しく責めていた。