あらすじ
雄に憧れる少年、フィン。
孤児として教会に拾われた彼は、優しい神父と幼馴染のルミナに囲まれ、家族のような温かな日々を過ごしていた。いつか自分も、世界を救う英雄になりたい。そんな小さな夢を抱いていた彼の日常は、誕生日の夜に崩れ去る。
最愛の幼馴染は殺され、父親のように慕っていた神父も、目の前で命を奪われた。
犯人は、世界を救う英雄として知られる神の騎士団〈ヘイスト〉。
「悪魔は殺す」
そう告げた騎士の言葉を、フィンは理解することができなかった。
なぜ英雄が家族を奪ったのか。なぜ大切な人たちは死ななければならなかったのか
答えを求め、復讐を誓った少年は剣を握る。
目指すは、神の騎士。
しかし、強くなるほどに彼は知ることになる。
あの日、教会で起きた事件の本当の意味を。
これは、絶望から始まった少年が、憎しみを越えて本当の英雄へと成長する物語。