あらすじ
倒産寸前の弱小建設会社「墓場建設」。社長・墓場幽鬼は社員たちと“会社の葬式”を開いていた。暗い空気の中、唯一の事務員・月影輝夜が突然の朗報を持ってくる。
――三億円の大型案件、山の中にある廃校の解体工事。
倒産回避の大チャンスに、社員たちは歓喜しながら現場へ向かう。しかし、その学校は「原因不明の負傷が相次ぎ、業者が次々と撤退した曰く付きの場所」だった。地元では“F案件”と呼ばれ、霊現象が多発する危険地帯として知られている。
現場に到着した墓場建設の面々は、さっそく奇妙な靄、ガス臭、不可解な気配に襲われる。社員同士の軽口やズレた反応が飛び交う中、怪異は容赦なく迫り、ついには校庭で爆発が発生。
「倒産より先に死ぬかもしれない」
そんな状況でも、墓場建設は三億円のために逃げるわけにはいかない。
果たして彼らは、霊だらけの廃校を無事に解体できるのか。
そして、この学校に隠された“本当の理由”とは――。