あらすじ
昭華王城の中心にある白石の庭・儀庭は、
若い娘たちが自由に使える唯一の庭とされとる。
朝霞街からの風がそよぐその庭では、
庭っ娘たちが毎朝ゆるふわな騒ぎを起こすんよ。
前髪が言うことを聞かんかったり、
玉露珠の香りが強すぎたり、
かばんの中身が勝手に増えたり、
挨拶を聞き間違えたり、
科挙の答えが全部ずれたり——
どれも大事件じゃないのに、
儀庭ではなぜか文化の嵐になる。
中心におるのは、心文化の継承者・芳華。
天然で、優しくて、ちょっと抜けとるけど、
庭っ娘たちの心をふわっと整えてくれる存在なんよ。
晴れの日は白石の庭で、
雨の日は白雨廊で。
六文化(詩・色・舞・深読み・静・心)が
毎日ちょっとずつ暴走する、
ゆるふわ古装ショートコメディ。
儀庭の朝は、今日もふわっと騒がしい。