あらすじ

王都神殿の薬草園で働くリリアは、薬草の香りを整えるだけの地味な下働き令嬢。 婚約者である神官騎士からは「君の仕事は誰にでもできる」と蔑まれ、義妹には功績を奪われ続けていた。 ある日、聖香の失敗を押しつけられたリリアは、婚約破棄と追放を言い渡される。 行き場を失った彼女が辿り着いたのは、呪いに覆われた辺境古城だった。 悪夢に苦しむ騎士団、枯れた薬草園、眠れない孤児たち。 リリアはただ、いつも通り香草を選び、湯を沸かし、香りを整えただけ。 けれどその日から、古城の呪いはほどけ、薬草は芽吹き、神獣は彼女に懐き始める。 一方、リリアを追放した王都神殿では、聖香が腐り、薬が効かず、隠していた不正が次々と露見していく。 これは、役立たずと呼ばれた少女が、辺境で本当の居場所を得るまでの物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/07/11
  • 現在の作品追放された薬草園の下働き令嬢、香りを整えるだけの役立たずと言われましたが、辺境古城の呪いまでほどいてしまいました〜私を失った王都神殿の聖香が腐り始めたようです〜