あらすじ
神の加護を宿す器となる石を拾う──それだけが、七珠那の役目だった。
霊山で「石拾い」として働く七珠那は、巫女でもなく、身分もない“雑草娘”。
石に加護を授け、華々しい活躍をする巫女達に見下されながらも、誰かの役に立てることを誇りに、過酷な日々の中、懸命に務めていた。
だが、ある日、七珠那は、石に加護を授けてしまう。
巫女ではない七珠那が出来るはずのないことだった。
その力は理解されるどころか「呪い」と決めつけられ、里から追い出されようとしてしまい──。
そんな彼女の前に現れたのは、かつて英雄と呼ばれた男、宮水圭章。
「──彼女を、我が妻として迎えたい」
そう告げた彼により、七珠那の運命は一変する。
首都へ連れ出され、七珠那は妖魔と戦う人々の想いに触れ、圭章の不器用な優しさに包まれ、自分にできることを見つけ出していく。
けれど、七珠那の持つ加護には、誰も知らない秘密があって──。
☆下書き完結済み。完結まで毎日投稿予定