あらすじ

高校の入学式の日。 男子バスケットボール部への入部を決めていた橘花朝陽は、体育館でひとりの先輩に目を奪われる。 女子バスケットボール部キャプテン、硯葵。 誰よりも真剣にコートを駆けるその姿は、朝陽にとって「憧れ」そのものだった。 ただの憧れで終わるはずだった。 「おはよう。」 「今日も頑張ろうね。」 優しく声をかけてくれる先輩と、少しずつ増えていく何気ない時間。 放課後の体育館。 部室前のベンチ。 帰り道のほんの数分。 その一つひとつが、憧れを恋へと変えていく。 一方の葵もまた、ひたむきに努力を続ける朝陽の存在が、いつしか心の中で大きくなっていることに気づき始める。 だけど、「先輩」と「後輩」という距離が、あと一歩を踏み出す勇気を奪っていた。 何度もすれ違い、何度も想いを飲み込み、それでも少しずつ近づいていく二人。 そして、ようやく恋人になったその先には――。 手をつないで帰る放課後。 照れながら交わす「おはよう」。 最後の大会へ向かう、大切な人の背中。 これは、憧れから始まった恋が、「その先」の幸せへと続いていく、甘くて焦れったい青春ラブストーリー。

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小説を読もう2026/07/11
  • 現在の作品『憧れの、その先へ。』