あらすじ
前世の記憶を持ちながらも、特に目立つこともせず普通の子供としての人生を送っていたスタリアはある日、喋る魔本“予言の書”を発見する。フェシーと名乗ったその魔本によれば、スタリアには古代文明を滅ぼした“深淵魔法”の素質があり、いずれその力を暴走させて世界を滅ぼしてしまうという。
それを防ぐためには、特殊な古代遺物が必要なのだが……。
「えっ、ダンジョンから盗掘しないとダメ? 犯罪なんだけど!?」
『世界が滅ぶよりはマシですよ!』
世界と犯罪とを天秤にかけ、気付けば立派な指名手配犯に。刻一刻と変わる未来の世界を救うために奮闘していると、やがてそんなスタリアを慕うヤバい仲間達が集まっていき……。
「今の私、どっからどう見ても悪の組織のボスでは?」
世界の破滅か、(社会的な)身の破滅か。
最悪の二択を迫られながら、それでも平穏無事に過ごせる未来のために奮闘するスタリアの勘違い英雄譚。