あらすじ
2039年――。
東京・渋谷に突如として現れた謎の裂け目。
そこから出現した魔獣によって、世界の常識は大きく変わった。
人類は魔力に目覚めた者たちを集め、魔獣討伐組織――MDA(魔獣防衛局)を設立する。
18歳の青年、主人公はMDA専門大学に通いながら、病気の母と16歳の妹を支えるため、日々努力を続けていた。
しかし、彼の魔力適性は最低ランク。
周囲からは「才能がない」と言われ、期待されることもなかった。
それでも彼は諦めない。
「才能がないなら、努力で追いつけばいい」
そう信じて。
ある夜、大学の体育館で訓練をしていた主人公の前に、ありえないはずの魔獣が現れる。
絶望的な力の差。
逃げることもできない状況。
その瞬間――
彼の中に眠っていた未知の力が目覚める。
能力名――《無名(ノーネーム)》。
魔力を喰らい、限界を超えるたび進化する、誰にも知られていない力。
その覚醒を感じ取ったのは、日本最強のMDA隊員――EX。
「……あの力は、一体何だ?」
これは、誰にも認められなかった青年が、
家族を守るため、そして世界の秘密へ迫るために成長していく物語。
無名だった少年は、やがて世界を変える存在となる。