あらすじ

私には、大事なことを「自分以外の何か」に決めてもらう癖がある。 十八時を過ぎていたら勉強をやめる。 三台続けて白い車が通ったら、明日はきっとうまくいく。 そして、十九時になっても雨が降っていたら、好きな人に告白する。 そんな小さなジンクスを、クラスメイトの由良くんはあっさり見抜いてしまう。 雨を待ち続ける私。 けれど、空模様に決断を預けている間にも、時間は進み、誰かは先に動き出す。 傷つくのが怖い。 失敗したとき、自分で選んだ結果だと認めるのが怖い。 それでも本当に伝えたいことは、雨が降らなければ言えないものなのか。 よく気づく由良くんとの会話をきっかけに、私は少しだけ、自分の足で前へ進もうとする。

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エブリスタ
エブリスタ2026/07/09
  • 現在の作品由良くんはよく気づく