あらすじ
人生終わりの始まり。なにが起こるかはわからない。
小学3年の誕生日に家族旅行で動物園に行った帰り道、強い稲光を浴びて目が眩んだ対向車の大型トラックと正面衝突してしまい、助かった姉と主人公・一之宮終始(いちのみやしゅうし)以外が死亡し、9年間意識不明で病院で眠っている内に祖父母も死亡した。姉の南は遠い親戚に引き取られたらしい。
意識を取り戻した終始の体は、9年間分成長しており、世話を焼いてくれた看護師は名字が変わったが昔よく一緒に遊んでいた田中アゲハだった。
退院した終始はアゲハの運転するバイクの後部座席に乗り病室の窓から見えていた千散(せんちる)温泉という煙突の建つ山のふもとの土地に移動すると、そこは以前一之宮家があった土地だったが、その土地は変わり全く別の土地へと変貌していた為帰ってきたという実感は湧かなかった。銭湯と千散荘という名のアパートとプレハブ小屋があるそこは、天然の千散温泉として営業をしていた。
眠っている9年間の内に地球には大変な事態が起きていた。天変地異が起こり、それを知った宇宙人達が救助にやってきて、知識や技術を授けると、地球人と入れ替わるように住人は移住し始めた。
アパートの住人と共同生活をすることとなった外見18歳中身8歳の終始は様々な事にカルチャーショックを受けながら管理人として住むことを決意する。