あらすじ

【あらすじ】(冒頭から完結まで記載されています) 恭司は、涙を流せない妹の小波を泣かせるために、演劇を作ろうとしていた。 しかし、今の部員は幼なじみのすももだけしかいなかった。進級初日、恭司は前々から目をつけていた文才に恵まれる同級生の瑠奈に脚本を依頼する。瑠奈は翌日までに部員を確保できたら話を引き受けると無茶ぶりをしてくる。その日のバイト帰り、恭司は夜の公園でひとりで演劇をする新入生の少女、星と出会う。星は、恭司の語る夢に共感し部員となる。翌日瑠奈も部の一員となり、かくして演劇サークル部が結成される。 大会に向け活動を本格化する演劇サークル部。恭司は小波のことを隠し、大会の優勝が目標であると嘘をついていた。そのことが原因で、瑠奈の書く脚本と恭司の理想に食い違いが生じる。恭司が自分に隠しごとをしているという事実に瑠奈は傷つき、演劇サークル部から去る。それに罪悪感を覚えた恭司は心を折り、演劇サークル部は大会を目前に解散する。 三日後、恭司は過労で倒れて緊急搬送される。心配して足を運んだ星に、恭司は小波のことを話す決断をする。話を聞いた星は、変わらず恭司に協力する意を示し、扉の向こうに隠れる瑠奈もまた変わらず恭司に協力すると決意する。恭司は、小波を泣かせ、大会で優勝することを新たな目標に掲げる。 かくして再始動する演劇サークル部。三人の部員が向ける好意についに恭司は気づかぬまま、大会当日を迎える。恭司の作り上げた演劇に小波は涙を流し、結果は惜しくも準優勝となる。また、恭司は小波を傷つけた父を長年恨んでいたがそれは勘違いであると気づき父と和解する。 後日、打ち上げ中に星から告白されるも、恭司は仲間としての好きだと勘違いし聞き流す。準優勝ではあったものの、県大会に出場する権利を得た演劇サークル部は、迷うことなく県大会に出場する意思を示す。 小波を泣かせるという夢を叶えた恭司は、新たに演劇大会で全国優勝するという夢を抱くのだった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/07/10
  • 現在の作品星色Tickets