あらすじ
亡くなった人と語らうことが出来る「AI故人なごみ」が発売された世界。
不在になった人の喪失を受け入れて、再来がないことを諦める。それを弔いという。
でもそれを受け入れたら、終りを自分で作ってしまう。受け入れるまでの日を、少し、少し、コマを後ろにズラすなら。 忘れなければその人の本当の死はないというのなら。
AIで作った偶像で慰めを得てゆっくりと諦めを受け入れることは弔いなのか。それとも冒涜なのか。
いろんな人の、いろんな故人への思いを込めて、日々を過ごす物語、あるいは過ごせなかった物語。