あらすじ
元傭兵の神官が武力で魔物退治したり祈祷や生け贄の儀式をしたり精霊や死霊や神様と交流したりする剣と魔法のファンタジー。【本編完結済み】
とある田舎町にて。
元傭兵の新米神官・ロシェはこのところ魔法を使って人を襲う生物――魔物の対処に困っていた。
一般的に、神官が神々に祈ると、神々がその祈りに応えて魔物を消し去るとされるのだが、魔物の数は増えるばかりで、どうやらロシェでは力不足のようだ。
仕方なく剣を執り、出現した魔物を倒しているが、祈りによって魔物の発生を抑えるという神官としての責務は果たせていない。
そんな彼の元に助っ人として派遣されてきたのは、貴族出身で明らかに田舎で働くような身分ではないベテランエリート神官のフェリクス。
神官としての経験は足りないが荒事が得意なロシェと、戦闘力はゼロだが秀才タイプなフェリクス、2人で魔物の発生原因を探り、地域安全を目指す。
果たして神官ロシェの祈りは神々を動かすことが出来るのか――。
【第2部】
王都に開いてしまった秩序の歪み、危険な『冥界の穴』。
これを塞ぐための神託を聖地セスピナ山で授かるよう、王都の宮廷神官達は占いによりフェリクスに白羽の矢を立てた。
フェリクスの過去と因縁も絡む冒険にロシェは旅立つ。
【番外編】
『傭兵ロシェは祈りたくない』
傭兵時代のロシェの、バトル多めな軽い冒険活劇(多分)の短編です。
金欠のロシェがお金に釣られて、呪術師の女リュサンドラから危ない依頼を受ける話。
本編ネタバレはありますが、短編だけ独立して読めると思います。
文明度は、何となく古代ギリシャとローマの文化が濃いめに残っている17、8世紀の近世ヨーロッパあたり…のようなざっくり世界観です。