あらすじ
この世界には、誰にでも二人の運命の人がいる。
『運命の二人〜どっちを選ぶ〜』
そう呼ばれる乙女ゲームの世界で、伯爵令嬢ローザは運命だと思った相手と結婚した。
幸せな結婚生活になるはずだった。
しかし、夫は次第に妻への愛情を失い、他の女性へ心を向けていく。
「離縁してください」
そう告げた時、夫はあっさり受け入れた。
もう自分には別の運命の相手がいるのだと思っていたから。
だが、離婚後にローザを待っていたのは、五年前から彼女だけを想い続けていた冷徹侯爵からの毎日の求婚だった。
一方、妻を失った元夫は気づいていく。
自分が手放したものの大きさに。
運命の人は二人いる。
だからこそ、選択を間違えた者には、残酷な結末が待っている。
これは、愛されることを忘れた令嬢が本当の幸せを手に入れるまでの物語。