あらすじ
ダンジョン監視員──それは、ダンジョンで遭難した人々を救助し、危険を未然に防ぎ、誰かが無事に『帰る』ために命を懸ける仕事。
救急救命士として働いていた少女・アンナは、ある事故をきっかけに人生に絶望し、自ら命を絶った。
その後、異世界へと転移した彼女は、仲間とともにダンジョンを探索していたが、モンスターの群れに襲われてパーティーは全滅しまう。
絶体絶命の彼女を救ったのは、無愛想で面倒くさがりなダンジョン監視員・ガルドだった。
救命士だった頃に抱えた後悔を胸に秘めたアンナは、『今度こそ誰かを救いたい』という想いから、ガルドの弟子となり、監視員を目指すことを決意する。
無愛想だけど誰よりも優しい師匠。
個性豊かな監察局の仲間たち。
そして、命と向き合う数々の救助任務。
これは、小さな手で命をつなぎ、人々の『ただいま』を守ろうとする、一人の少女と不器用な師匠の物語。
◆イケオジ小説コンテスト参加作品です。