あらすじ
二千万人の日本人が、ある日突然、異世界へ召喚された。
見知らぬ王国、獣人の集落、砂漠の神殿、地下都市。各地に散らばった召喚者たちは、元の世界へ帰る条件として、たった一つの命令を与えられる。
シャルロ・ガーベラを抹殺せよ。
その男は、ルステラ帝国が誇る最強の魔法兵士。たった一人で戦場を支配し、一国の軍勢さえ退ける怪物だった。
だが、召喚者たちは知らない。帰還の条件として示されたその命令が、そもそも真実とは限らないことを。
そしてシャルロ自身もまた、召喚された日本人たちの中に、かつて日本で自分を知っていた幼馴染やクラスメイトがいることを、まだ知らない。
世界中が彼を殺せと命じる中、帝国最強の魔法兵士は笑う。
「異世界人を寄せ集めれば俺に勝てるって、だいぶ俺のことを過小評価していますね」