あらすじ

2024年12月24日、21時10分。 旭川のファミマ14条店で、雫は兄を待っていた。 「来年は3人で桜を見よう」 去年のクリスマス、そう約束したのに。 赤いカブは来なかった。 代わりに来たのは、母と兄の形見のヘルメット。 8日前、兄・イツキレンは家族に隠していた病で、この世を去った。 ジャケットのポケットには、3枚のチケット。 今夜、使えるのは2枚だけ。 これは、嘘つきな兄と、桜を待つ妹の、一番長い冬の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/07/09
  • 現在の作品「来年のクリスマスは、家族旅行だ」と嘘をついた兄は、秋を知らない