あらすじ
千年、闇から現れる人食いの異形『妖鬼(ようき)』と戦い続ける名門・緋ノ神(ひのかみ)家。
そこに生まれた少年・焔(ホムラ)は、一族の基本である『焔の呼吸』を1ミリも使えず、無能として地下牢に幽閉され、ついには家を追放された。
だが、一族は誰も知らなかった。
焔が使っていたのは、一族の始祖すら失伝した、すべての属性の頂点に立つ神の御業――『神殺しの呼吸・第零型』であることを。
焔がただ「ふぅ……」と息を吐き、刀を一度振るうだけで、どれほど凶悪な上位の妖鬼であっても、悲鳴を上げる間もなく一瞬で塵へと変わる。
一方、最強の焔を失った緋ノ神家は、突如現れた『特級妖鬼』の群れを前に全滅の危機に瀕していた。
「焔、頼む戻ってきてくれ!」と血を吐きながら懇願する元実家。
だが、旅先で可愛い鬼の少女(でも大人しい)を拾ってのんびり世直し旅をしている焔は、冷ややかに言い放つ。
「お前たちの呼吸、ちょっと浅いんじゃないか?」圧倒的異能による一撃必殺の無双劇、ここに開幕!
(※ざまぁ要素あり、スカッと一撃で終わる短編です)