あらすじ
――これが、僕の掲げる正義だ!
出雲の国譲りからしばらくして、天照の血を引く天孫が降り立ったのは九州・日向の国。
葦原中国を平定せよとの高天原からの使命を、天孫たちが苦悩し、葛藤し、自問自答を繰り返しながら果たしていく日本創成人間ドラマ。
天孫降臨、海幸彦山幸彦、神武東征など、一度は聞いたことがあるであろう日本神話の逸話が、実に人間臭い神々によって紡がれていきます。
瓊瓊杵の傲慢さや、木花咲耶の芯の通った美しさ、火照と火遠理の性格の不一致、鵜茅不合葺の清廉さ、磐余彦はじめ四兄弟の絆など、日本という国がどのようにできていくのか、その過程で出てくる個性的なキャラクターに、きっと魅了されていくでしょう。
正しさとは、正義とは何なんだろう?と考えさせる、そんな和風ファンタジーの扉が、今ひらきます。
古事記を下敷きにして、なるべく忠実に、丁寧に再構築したライトノベル風小説です。
日本神話を人間ドラマとしてとらえ、もっと身近に、面白く仕上げました。
※古事記を知らなくても楽しめます。