あらすじ

こんな畏まった手紙を認めるのは、きっとこれが最後になるだろう。あの状態だった私を知っている人とはやり取りしたくないし、本当に連絡を取りたい相手にはもっと砕けた文体で送る。少し枚数が嵩んでしまったけれど、必要な後処理だから仕方がない。次に手紙を書くならば、その内容はきっとおめでたいものになる。食器を洗ってくれている彼の背中を見ながら、そんなことを思った。

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小説を読もう2026/07/09
  • 現在の作品『出奔済みの女性からの手紙』