あらすじ

「リーゼロッテ、お前との婚約を破棄する」 大広間で王太子ジークハルトが告げたのは、聖女候補アメリアとの「真実の愛」。だが誰も知らない。城で崇められる聖女の癒やしの奇跡が、実はリーゼロッテが調合し密かに卸していた解毒ポーションと消毒薬の効能だったことを。 前世は現代日本の製薬会社で過労に倒れた彼女。功績を奪われ、婚約まで破棄された今、静かに礼をして広間を去る。もう我慢はしない――「評価されないなら、価値ごと引き上げるまでです」。 匿名の薬師として冒険者ギルドに登録し、前世の化学知識で純度九割八分の高品質ポーションを量産。王城への供給元が消えた途端、偽物の聖女の力はみるみる衰えていく。「材料が尽きれば、力も尽きる。種は――ずっと、私の手の中にあったのだから」 そして建国祭の夜、身分も婚約も問われない仮面舞踏会へ。正体を隠して踊る彼女を、あろうことか自分を捨てた王太子が口説き始める。仮面の下で微笑みながら、彼女は偽りの城に最後の始末をつける――。 凛と自立していく転生令嬢に、真の対等な居場所と出会いが訪れる。ざまぁあり、痛快自立ストーリー、短編。

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小説を読もう2026/07/09
  • 現在の作品婚約破棄された転生令嬢ですが、真夜中の逢瀬を許す舞踏会で正体を隠して踊ったら、私を捨てた王太子が私を口説き始めたので、仮面の下で笑っています ~前世の知識で薬草を売り捌いて自立します~【短編・ざまぁあ