あらすじ
いつからだろうか‥‥‥この世のすべてがどうでもよくなったのは。
いつからだろうか‥‥‥人を信じられなくなったのは。
聖女アステリアは、誰もが憧れる存在だった。
美しい容姿。優れた頭脳。慈愛に満ちた人格。
人々が求める「完璧な聖女」を、彼女は演じ続けていた。
しかし、その内側にある本当の彼女は――人を信じることをやめ、聖女という役割をただこなすだけの日々を送っていた。
そんな彼女の前に現れた、一人の少女。
明るく、自由で、何よりも自分らしく生きる少女シエルとの出会いが、アステリアの止まっていた心を少しずつ変えていく。
完璧な聖女でいることを望まれた少女が、本当の自分を取り戻すまでの物語。