あらすじ
【ある伝記の一節】
昼と夜が重なった日、突如「大樹」は現れた。
世界は揺れ、海に飲み込まれ、大陸は一つに繋がった。人類の半数が犠牲となった。
その後も大樹は地球に根を這わせ、あらゆる資源を吸収し成長し続けた。
それから100年。
人類が立ち上がろうとしたその時、再び白い悪魔が舞い降りた。
人類は度重なる「厄災日」に苦しめられた。
―知らなきゃよかった
かりそめの世界「大樹」の住人・太陽は知ってしまう。
俺の世界は嘘だらけだった。
信じていた神は悪魔だった。
―世界を変えるには、知らなきゃダメなんだ。
太陽は、亡き父の言葉を頼りに、妹の小春の笑顔を取り戻すため村の禁忌・「お白様」の正体に触れようとする。その先に待っていたのは、世界の運命を揺るがす真実と、太陽に託された力だった。
※以下補足【世界・キャラクター紹介】
―大樹とは―
ある皆既日食の日、太平洋マリアナ海溝付近より、突如、巨大な樹木が出現。
その大きさは太平洋の半分を覆うほどだった。
出現のインパクトにより世界は激震に見舞われ、多くの都市が海に飲み込まれ、
人類の半分は犠牲となった。
以降、大樹は地球全土に根を張りあらゆる資源を吸収し成長。
100年の間に海は枯れ続け大陸は地続きとなり、地球は陰に覆われた。
主要キャラクター
【大樹の中サイド】
太陽(15)
大樹の世界に住む少年。
純粋で家族想いな性格。妹の小春が可愛くてたまらない。
妹を守るためなら、自分の命をも投げ出す危うい一面を持つ。
家族を大切にしたい反面、亡き父の言葉が忘れられず、村の「知る」という禁忌に惹かれる。
見た目は黒髪、朱色の目をしている。
小春(10)
太陽が命を懸けて守ろうとする最愛の妹。
家族のことが大好き。
2つ縛りが似合う可憐な見た目に反して、家族を馬鹿にされると手が出てしまうお転婆娘。
村の大人も手を焼いている。
お白様
大樹の世界を守る神様。
大樹の住民は見ることを禁じられている。
見た目は縦横2mほどの白く歪な形をした球体。
個体によって差があり、目だけのものや口、手、尻尾が生えているものなど様々。
【大樹の外サイド】
アイザック=ウエイド(17)
大樹の外に住む少年。
ある出来事をきっかけに、大樹の世界そのものを壊すため特殊隊に所属している。
剣と銃を使いこなし、特殊隊最強の戦力を誇る。特殊隊副隊長。
性格は冷静沈着。一方、周囲となれ合わず、一匹狼。
見た目は銀色の髪、青い目。容姿端麗。
レオン=アンドレ(45)
対大樹攻略隊司令官。
気さくでまっすぐな性格から、特殊隊のみならず国民から慕われている。
一度死にかけたことがあり、その際に顔の半分に傷を負った。
「人類を守る」という使命を全うするため、全身全霊をかける。