あらすじ

才能の器を測る水晶は、俺の前でだけ光らなかった。 判定は【星無し】――冒険者として最低の烙印。街の連中は嗤った。「三日で死ぬ」と。 だが、囮として捨てられた辺境の森で、死線の果てに俺は知る。倒した敵の技と、知識と、記憶の断片を喰らい、己の力とする異能――〈星継〉。 この力は、弱い獲物からは何も得られない。俺が強くなる道は、ただひとつ。格上を、死線を越えて狩り続けることだけ。 ただし、力には対価があった。 継承のたび、俺自身の記憶が押し出されて消えていく。最初に消えたのは――母の顔だった。 「じゃあ、私が覚えておく。リゲルのこと、全部書いておくから」 幼馴染の受付嬢ニラ。彼女の手帳だけが、消えていく俺をこの世に繋ぎ留めていく。 これは、最強へ至る階段を上りながら自分を失っていく狩人が、迷宮都市の欲望と陰謀を泥臭く生き抜き、「■■■■■■」――忘れてしまった、たったひとつの約束を取り戻すまでの物語。 ※シリアス寄り/チートなし・積み上げ型主人公/全300話完結予定

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小説を読もう2026/07/08
  • 現在の作品継承者は忘れていく ~才無しと蔑まれた狩人は、敵を狩るたび最強に近づき、大切な記憶をひとつずつ失っていく~