あらすじ
※こちらは、しいなここみ様主催『やきにく短編料理企画』と公式『夏のホラー2026』のの一品です。m(_ _)m※
国家すら討伐を諦めた最後の災厄――伝説の巨竜。
死闘の末、その心臓は四等分され、討伐を成し遂げた四人の英雄へ授けられた。
古い記録には、こう記されている。
「心臓は分割後も心臓。三昼夜、絶えず火に置けば静まる」
騎士、魔術師、盗賊、僧侶。
四人はそれぞれ異なる選択をした。
そして三日目、誰もが「自分が聞いていたもの」を見失う。
これは、竜の心臓の物語ではない。
最後まで読み終えたとき、あなた自身の胸で続いている、その音の物語である。