あらすじ
アストロン。
それは、この星を巡る血液のような力の源泉である。
山の根を伝い、海底を這い、森林の奥や砂漠の地下、火山の深部に至るまで、星そのものの内側を流れ続ける不可視の力。古代の人々はその流れを感じ取り、ときに導き、ときに束ねたという。
だが、現代に生きる人間にはそのような技はない。
代わりに人々は、古代人が残した結晶体――《アストラル・コア》を使う。
アストラル・コアは、アストロンを吸収し、変換し、用途に応じたエネルギーとして出力する。炉を動かし、車輪を回し、銃を撃たせ、義肢を動かし、都市に灯を点す。
そして、そのコアを用いて稼働する機械全般を、人々は《アストラル・メク》と呼んでいた。
世は、まさにそのアストラル・メク文明の最盛期である。
【登場人物】
・ヴァル=ヘルカトル
主人公。賞金稼ぎ、"千の武器 - シリアデスオプロ - " の通り名で知られる。可変式多用途戦闘アストロープロを使いこなす。
バイゼル1の賞金稼ぎとして名を馳せている。常に冷静沈着で口数は少ない。一見冷酷そうだが感情がないわけではなく、困っている人は基本的に放っておけない。
とある依頼でバイゼル近郊の盗賊退治をしていた際、ルエリアと出会い父親探しに協力していくことで巻き込まれていく。
・ディディ(DD2-RF)
ヴァルの相棒、小動物型アストロイド。索敵やアストラル・メクへのアクセスなどいろんなサポート機能を備えている。
・ルエリア=ウィンストン
バイゼルの郊外に父親と2人で過ごしていたが、ある日父親が仕事で出かけて行ったっきり帰ってこなくなってしまった。意を決して父親を探しに出た矢先、盗賊退治の依頼をこなしていたヴァルと出会う。