あらすじ
夏の終わり、交通事故で亡くなった高校時代の親友・エモトの葬儀に参列するため、主人公・キシモトは数年ぶりに故郷へ帰る。美術部でともに絵を描き、同じ夢を追いかけていた二人。しかし、進路を選ぶ高校最後の春、夢を諦めたキシモトと絵を描き続けることを選んだエモトは、卒業式の日に激しく衝突し、それ以来一度も言葉を交わすことはなかった。
葬儀をきっかけに、キシモトはかつての友人たちや家族と再会する。エモトの元恋人だったウラタや高校時代の仲間との会話、母親が胸にしまっていた思い、そして故郷で過ごす時間の中で、彼が知らなかったエモトの気持ちや、自分自身が抱え続けてきた後悔が少しずつ明らかになっていく。