あらすじ
売れない小説家・瑠菜の前に、ある日一人の天使が現れた。
「一週間後、この世界は滅ぶ。だから一緒に逃げよう。」
あまりにも突拍子のない言葉。
けれど、天使アシビの背中から失われた翼を見た瑠菜は、その言葉を信じることを選ぶ。
地下シェルターで迎える、世界最後の七日間。
物語を書き続ける作家と、そのたった一人の読者となった天使。
終わりゆく世界の中で、二人は笑い、語り合い、少しずつ「生きる意味」を見つけていく。
――そして最後の日。
世界を滅ぼそうとする天使長リリエルが、二人の前に姿を現す。
これは、一人の作家が未来を描き続けたことで、一人の天使の運命を変えた物語。