あらすじ
作品紹介文(あらすじ)
72時間連勤明けに過労死したブラック家電量販店の営業マン・高杉隼斗。
彼が異世界転生の特典として女神から与えられたのは、魔法でも闘気でもなく、ハズレスキル【犬のお巡りさん(巡査)】だった。
支給されたのは、ママチャリ、手錠、警棒、警察手帳、そして数発しか撃てない拳銃のみ。
「剣と魔法の世界で、鉄の棒と車輪だけでどう戦えっていうんだ!」と絶望するハヤトだったが、実はこのスキル、使い方次第で凶悪なチートに化ける代物だった。
家電量販店で培ったクレーム対応力と「警察手帳」を組み合わせた【職務質問】は、悪党の精神をゴリゴリ削る最強のデバフ。
そして「犬の嗅覚・聴覚」で敵の死角を突き、現代の【逮捕術(関節技)】で魔法使いや魔獣を無傷でねじ伏せていく!
そんなハヤトがポポロ村に設営した「交番」には、ワケありの仲間たちが集まってくる。
「お賽銭(スパチャ)くださいぃ!」と5円玉を要求しながら強欲な歌で超バフをかける、極貧地下アイドルの人魚姫・リーザ。
「強力洗剤」で敵の装甲を溶かし、「フライパン」で銃弾を弾く、元社畜SEの魂と契約した【家庭科】スキルの暗殺者・アラト。
魔法なんてなくても関係ない。
村人の悩み(迷子探しからドブさらいまで)を解決して「民意ポイント」を稼げば、階級が上がり、バイクや機動隊ゴーレム、果ては巨大装甲車まで支給されるのだから!
これは、底辺からスタートした新米巡査が、クセの強すぎる仲間たちと共に、異世界のならず者共を『合法・理詰め・現行犯』で容赦なくお縄にしていく、痛快成り上がり交番日誌。
「そこまでだ。公務執行妨害及び強盗未遂で——現行犯逮捕する!」