あらすじ

母に連れられて訪れた祖母の家には、奇妙な決まりがあった。 部屋は七つまでしか数えてはいけない。 夜の足音も、七歩までしか数えてはいけない。 襖の向こうに見えるはずのない部屋も、数えてはいけない。 村人は澪を名前で呼ばない。 祖母は澪の体を見て「壁には向かんかもしれん」と呟く。 母は澪の荷物を減らし、「どうせ使わないから」と言う。 やがて澪は気づく。 自分は帰省したのではない。 母に、この家へ連れてこられたのだ。 八つ目の部屋になるために。

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カクヨム
カクヨム2026/07/08
  • 現在の作品八つ目の夏