あらすじ
あらすじ
弁護士・峰寛は、法とは誰に対しても平等であることを信じ、妻・峰華弥子と共に、自宅を兼ねた小料理店「華みね」を営みながら穏やかな日々を送っていた。
しかし、その平穏は突然崩れ去る。
閉店後の店に押し入った三人組による強盗事件。
犯人は高校生だった。
だが事件後、一人の少年が警察へ出頭し、「闇バイトだと知らずに参加したが、途中で恐ろしくなった」と自供する。
そこから明らかになった真実は、日本の司法と警察を揺るがす巨大な権力犯罪だった。
逃走した二人の少年は、それぞれ検事正と現職警察官の息子。
さらに闇バイト組織を操る指示役の頂点には、現職財務大臣の息子が存在していた。
息子を守るため証拠を隠滅する警察官。
事件を握り潰そうとする権力。
しかし峰寛は弁護士として、そして被害者として立ち上がる。
「法の天秤は、権力のためにあるのではない。」
壊れた司法の天秤を元に戻すため、一人の弁護士が巨大な権力へ挑む。
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登場人物
峰寛(みね・ひろし)
主人公。
45歳。
弁護士。
弱者救済を信条とする誠実な人物。
峰華弥子
寛の妻。
料理屋「華みね」の女将。
芯の強い女性。
桜井翔太
事件に参加した高校生。
闇バイトと知り自首する。
神崎悠人
検事正の息子。
黒田健吾
警察官の息子。
黒田誠司
健吾の父。
警視庁刑事。
息子を守るため証拠を隠滅する。
神崎隆一
東京高検検事正。
九条亮介
財務大臣の息子。
闇バイト組織の実質的リーダー。
九条誠一
財務大臣。