あらすじ

アリシアは悩んでいた。ローゼンが他の女に取られるのではないかと。 北国の領主である婚約者ローゼンと共に、久しぶりに南国の実家へ帰ることになったのだが、どうしても一つだけ不安があったのだ。 それは、南国の女性たちの距離感が近すぎること。 誰より優しいローゼンが南国へ連れて行けば、女性たちに声をかけられるに決まっている。しかもローゼン本人は、自分がどれほど目立つ男なのか、まるで分かっていない。 だからアリシアは、道中の馬車で何度も念を押した。 知らない女性に誘われてもついて行かないこと。腕を取られそうになったら避けること。南国の作法だと言われても、頬への口づけは受けないこと。 しかし、到着してほんの数分目を離しただけで、ローゼンは見知らぬ女性たちに囲まれてしまう。 案の定すぎる光景に、アリシアは黙っていられない。さらに、昔から人のものを欲しがる悪女セレーナまで現れ、南国の作法や交易路を口実にローゼンへ近づこうとしてきて――。

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小説を読もう2026/07/08
  • 現在の作品目を離した隙に婚約者が知らない女性に囲まれてるんですけど、どういう事ですか???????