あらすじ
フリーターの榎本巡は、リサイクルショップで中古品を集めるのが趣味の青年。ある日、捨てられていた小さな社を買って帰ったことで、陽を司る座敷童・陽毬と、陰を司る座敷童・夜菊と出会う。
巡にとって中古品集めはただの趣味だったが、座敷童たちにとっては悪縁まで家に持ち込む危険な悪癖だった。陽毬は良縁を招き、食事や生活を整え、夜菊は悪縁や邪気を「虫」として見つけて掃除する。
双子に「悪縁ホイホイ」と呼ばれながら、巡はバイト先、人間関係、買い物、食事まで口を出されるようになる。しかし、座敷童たちの導きによって、危険な職場や悪い縁を避け、少しずつ生活を立て直していく。
やがて巡は、自分が拾ってきた物には誰かの思いや縁が宿っていることを知る。捨てられた物をただ集めるだけだった巡は、双子の座敷童とともに、物に宿った縁を必要な人へ届ける役目を担っていく