あらすじ
バイト先の店長に言われた「笑顔が可愛いね」の言葉。
誰にでも見せる安っぽい笑顔なんて作りたくない。あいつが教えてくれた大切な笑顔は、あいつだけのものだから──。
主人公の紗和は、ちょっと強がりで不器用な女の子。
彼女の心をいつも揺さぶるのは、隣の席でぐしゃっと眩しく笑う・蓮(れん)だった。
夏祭りを目前に控えた放課後、友達のドタキャンで一人取り残された紗和。
そんな彼女の前に、蓮が頬杖をついたまま、不意に立候補する。
「俺でよくない?」
迎えた夏祭りの日。
慣れない浴衣に、足元は真っ白なスニーカー。
紗和の心臓が、痛いほどに瞬く──。
可愛くなりたいのに、どうしても素直になれない。
不器用な二人の、両片想い物語。
※表紙画は物語をイメージしたAI既成画像です。