あらすじ

「クロイツ団長。わたくしの恋人のフリを、していただけませんか」 王太子殿下には、本当に想う方がいる。わたくしも、この政略婚約を穏便に解消したい。だから筋書きを逆にした。――先に心変わりをしたのは、わたくしの方ということにすればいい。 その“恋人役”に選んだのは、王国最強にして無表情、誰も近づけない「氷の騎士団長」アーレン・クロイツ。完璧な人選のはずだった。 完璧すぎるエスコート。用意周到な贈り物。名前を呼ぶときだけ、ほんのり赤くなる耳。 (さすが団長。お仕事は何でも完璧になさるのね) そう、わたくしはまだ、何ひとつ気づいていなかった。 彼の演技が、最初から、ただの一度も“フリ”ではなかったことに――。 両片想い×勘違いラブコメ、甘く焦れる婚約破棄。読み切り短編です。

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小説を読もう2026/07/07
  • 現在の作品婚約破棄したいだけなのに、恋人のフリを頼んだ騎士団長が本気で口説いてくるのはどうしてですか?